パクチーの秘密
パクチーって何語?
って思った事ありません?
実はパクチーはタイ語(Phak-chii)です。
その他、中国では「香菜(シェンツァイxiang cai)」 英語で「Coriander(コリアンダー)」日本では「カメムシソウ」なんて呼ばれる事もあります。カメムシって。。。。ちなみに、 学名は「Coriandrum sativum」 です。コリアンダーの語源は、「Koris(カメ虫)」+「Annon(アニスの実)」に由来しており、名前の通り、強烈な香りが特徴です。だからってカメムシは。。。
私自身、昔はパクチーが嫌いでした。ところが、なぜか突然食べれる様になり、本格的に好きになったのは「タイ」でタイ料理を食べた時。なんとも言えず美味しい事に気付きました。
パクチーの歴史
東南アジアのイメージが強いパクチーですが、実は古代エジプトやギリシャ、ローマなどでは古くから医療に使用されており、日本では平安時代の書物にパクチーについての記載がある事から、10世紀には渡来していた様です。しかし、当時の日本で定着するには至らなかった様です。
一般的にはパクチーの葉を使用しますが、タイでは根も使用します。イメージとは大きく異なりますが、世界各地でパクチーの歴史は非常に古く、世界で利用人口が最も多いハーブと考えられています。
漢方から見たパクチーの効能
漢方では香菜を「芫荽(げんすい)」と呼んでおり、汗をかかせて発疹を治す作用、気の逆流を治す作用があります。※
パクチーの効能
食中毒予防 種子に抗菌成分が含まれており、食中毒の予防になります。実には、たんぱく質と調和する性質があり、すりつぶした実と蜂蜜を混ぜて咳止めにするなど、古くから漢方としても利用されてきました。また、カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンB2、ビタミンCなども含まれていており、風邪予防に効果がありそうです。※
アンチエイジング効果
葉の独特の風味は、食欲増進効果があります。マンニトール、リナロールなどの揮発性物質が消化を促進し、唾液を分泌させて食欲を増加させます。※
デトックス
パクチーは、体内に溜まった重金属を排出してくれる働きをもっています。飲料水や排気ガス、化粧品などから有害金属(水銀・ヒ素・アルミニウム・カドミウム・亜鉛・ニッケル・スズ等)を身体に取り込んでしまい、それが、肌荒れ・便秘・免疫力の低下などの不調を引き起こします。重金属は、体外へ排出されずに残り、酵素の働きを阻害してしまう性質があります。さらに体内では、重金属に抵抗するため活性酸素が盛んに働こうとします。 活性酸素は過度に発生すると血管や細胞を傷つけてしまい、老化現象へ繋がる恐れがあります。「パクチー」はその有害金属を尿や便とともに体外へ排出してくれる効果が他の野菜と比較してダントツで優れています。※
アンチエイジング
葉の部分に多く含まれるβカロテンは、体内に摂取されるとビタミンAに変化し、皮膚や内臓などの膜組織の形成を助けてキメ細かい肌や菌•ウィルスから腸内を守るのに役立ちます。強力なパクチーの抗酸化作用は、ガン予防・肝機能の回復・老化防止・呼吸器官にも有効的に働きます。※
※ 出典 漢方デスク
https://kampodesk.com/reading_matte...
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